◆ 連載第4回 ◆
青いヤツにやられた!の巻

(前回までのあらすじ)
 ミウア川にて、パウキ?なアピスト幼魚を採集した、私こと「まる」とその一行。(「まる」はお約束通り採れていないが・・・。)親サイズを採るために、見切りを早くしてどんどん採集することにして、午後の採集がはじまった。

 

 

 2、3ヵ所、アピストポイントをまわって、皆さん、そこそこそのアピストを採っていたが、僕には採れない。でもそうこうしているうちに、やっと僕の網にもパウキ?なアピストを採ることができた。採れ出すと、結構採れるもので、4、5匹採れるが、それらはすべて3cm以下の幼魚ばかりだった。
 何回か場所を移動した後、今まで、川岸沿いを探っていたのを、反対側の岸へ変えてみることにして、移動を開始した。道中、なぜか良く覚えていないが、この辺の熱帯雨林で危険なものの話しになって、ガイドのYさんが、「あ、言っときますけど、この辺のヘビはすべて毒蛇ですから気をつけてくださいね。」というのに少し腰が引け気味になる。
 そうこうしているうちに、対岸のポイントに着いた。上陸してすぐのポイントは、もう皆さん採集に入っているので、僕は、遠くの岸に向かって、ちょうど水面を橋渡しするような倒れた大木を渡って、遠くのポイントへ行こうとした。木の真ん中あたりに来たとき、やや前方の木の枝に何か気配を感じた。なんか青いヤツがいる。・・・・ヘビだー!!!!!!!!
・この辺のヘビはすべて毒蛇だって言ってたなぁ
・ヘビの中でも毒蛇は色が綺麗って言うよな。そういえばこいつ、メタリックブルーで綺麗だなぁ。
・もし毒蛇に噛まれたら、この辺は何も無いし、助からないんだろうなぁ。
・もし噛まれても、うまいこと船で町の病院に連れて帰ってもらっても、あんなちゃちな町の病院には血清とかなさそうだから、噛まれた部分を切断することになるんだろうなぁ。
 一瞬のうちにこんなことを考えた後、導き出した結論は、「これはやばい状況じゃないだろうか。マル、ピーンチ!!!」
 ヤツの大きさは1m強。これは充分な毒を持っていると考えられる。ヤツとの距離は、約3m。ヘビの跳躍を持ってすれば、射程距離内と考えられうる。これではうかつに動けない。ヤツもこっちに気が付いているらしく、かといって、動かない。これでは完全に膠着状態だ。
 ・・・・その時!!! (つづく)

 

 

(次回予告)
 毒蛇ににらまれた私こと「まる」の運命は如何に?
この時噛まれて、片腕を切断したから原稿が遅いのではとのウワサもチラホラ・・・。次回はあっと驚く大逆転「叫んでもいいスか?」にご期待ください。

 
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