◆ 連載第2回 ◆
のんびり船旅の巻

 

 

(前回までのあらすじから本編へ・・・)
 生まれながらのボケの血が、ボロ舟に乗らないことを許さなかった私こと「まる」と一行のミウア川アピスト採集隊のうち、不幸にも「まる」のボケの犠牲になるNさんHさんと船頭さんの行く手には立ちはだかる今までとは違うちょっと大きめの滝。ボロ舟は躊躇なく向かっていくのだが、端から見るとなすすべ無しに見えるのかも知れない。ボロ舟はいとも簡単に滝にのまれ・・・。
・・・はしなかった。ボロ舟は信じられないほどうまく滝の上から下に着水したのである。とは言えしこたま水を浴び、ボロ舟から、木のボウルで水をかき出すはめになってしまった。
 そうこうしているうちに、ようやく滝地帯を抜け、上流と言っても広大なネグロ川が目の前に広がった。
 ここで、ボロ舟と馬力の大きい舟との違いが出る。主力メンバー(?)を乗せた船は、僕たちの乗るボロ舟をあっと言う間に置いてきぼりにして、遥か彼方に見えなくなってしまった。
 船頭さんは、道がわかっているように見えたので、しょうがないからのんびり行きますか。と寝っころがろうとしたが、船底はまだ水浸しで、あきらめた。
 Nさんは、もっとスピードが出ないのか?と船頭さんをせかしていたが、結局スピードは上がらない・・・。
 30分後、ボロ舟から見れば、豪華客船な、主力船が、心配して停泊して待っていてくれた。そしてこちらが無事なのを知ると、しばらく並走しようとしてくれたが、あまりにもボロ舟が遅すぎるので、その遅さに付いていけない!!(笑)
 仕方ないのでちょっと大きめな岩に接岸し、人間はすべて主力船に、昼食の道具やちょっとかさばる荷物をボロ舟に乗せ変え、晴れて私こと「まる」はまともな船に乗ることができた。(なぜ最初からこうしなかったのだろう?)別に人で込み合うようにも感じず、ようやくのんびり船旅から解放され、猛スピードの川下りが始まった。
つづく。

 

 

(次回予告)
 猛スピードの川下りで、いよいよ目的地ミウア川に到着!!そこでまず最初に採れたアピストは?
・・・・次回、「パウキ幼魚?」にご期待ください。

 
[ 1 ] [ 2 ] [ 3 ] [ 4 ] [ 5 ] [ 6 ]
 


ADH = Aquarium Design Hanamura : hanamura@aquarium.design.co.jp